<差別化上流物販術とは>
管理人 斎藤です。
さて今回は、『差別化上流物販術』という商材について取り上げたいと思います。
高橋優太の「差別化上流物販術」は、
『長く手堅い物販ビジネスを目指している方へ!』
『これからの時代は「直仕入れ」がアツい!』
という、せどり・転売など物販ビジネス関連の情報商材ですが、色々な評価があります。
この商材がどんなものか知りたくてネットで検索し、このブログにたどり着いた副業情報初心者の方が多いと思います。
ここをご覧の皆さまには、どうか慎重にご判断下さいますよう願っております。
差別化上流物販術 とは
セールスページによれば、「差別化上流物販術」は、メーカーや問屋など、安定した正規商流から仕入れするスキルを学べる商材です。
身につくことは、次のようなことです。
①個人が担うべきメーカー商材のリサーチ方法
②失敗しにくい商品選定方法
③リサーチが楽になるコツ
④高確率で返事が来る問い合わせ文章力
⑤メーカーを虜にする釘付けコミュニケーション方法
⑥メーカーから頼られるパートナーになる方法
⑦展示会でメーカーからその場で好反応をもらう小ワザ
⑧直取引から始まる本当の差別化ノウハウ
コンテンツについて
コンテンツは、次のとおりです。
1.差別化上流物販術
①メーカー交渉の心構え(PDF)
②リサーチ初級編(PDF&動画)
③高確率メーカー交渉編(PDF&動画)
④交渉文テンプレート(PDF)
⑤会社概要作成テンプレート&作成動画マニュアル
2.4つの特典
・真贋調査解決レポート
・警告メーカー&危険商品リスト
・リサーチ管理表
・展示会用ヒアリングシート
本商材は、2020年から販売しているようです。
気になる点
メーカー仕入れでは、信用力のほか、ある程度の量を仕入れる必要があると思いますので、資金繰りの問題や保管場所が必要と思われます。
物販ビジネスは、労働集約型ですので、仕入れ、検品、梱包、出品、発送の手間がかかります。
セールスページを見る限り、商材製作者本人の物販実績が掲載されていないので、実績が不明です。
また、実践者の口コミはありますが、差別化物販での実績が見当たらないので、本当に稼げているのかは不明です。
特商法に基づく表記
次に、特定商取引法に基づく表記を確認しましょう。特商法は、訪問販売や通信販売などを利用する消費者を守るための法律です。
販売者名
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高橋幸司
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販売責任者
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高橋幸司
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住所
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〒243-0813 神奈川県厚木市妻田東2-22-20
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電話番号
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080-7974-9189
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メールアドレス
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info@yuuta-takahashi.com
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今回の特商法については、販売者名、担当者、住所や連絡先の表記があり、問題はなさそうですが、個人事業主です。
高橋優太 について
セールスページでは、商材製作者が高橋優太、販売者が高橋幸司ですので、ネットで調査したところ、合同会社Oriental forthreexという会社が出てきましたが、同社の以前の電話番号が”080-7974-9189”(”合同会社Oriental forthreexのプレスリリース|PR TIMES”)であり、画像(”Facebook”)から、製作者と販売者は同一人物と思われます。ちなみに、合同会社Oriental forthreexのサイトは次のとおりです。
ホームページ: Oriental forthreex (oriental-forthreex.co)
彼は、普段は物販事業としてAmazonを使ったり、自社製品を作ってクラウドファンディングをやったり、個人の起業家や法人に対してマーケティングに関する仕事をしているとのことで、5年以上メーカーや問屋からの正規商流仕入れを行ってきたようです。
彼は、”せどり専門TV 高橋ゆーた – YouTube”でも情報発信していますが、こちらは、更新されていないようです。
ネタバレ・評価について
参考にできるコメントを何点か抜粋してみました。
物販ビジネス自体の難しさや矛盾も問題です。
・ノウハウを販売する時点で実践者同士で食い合いになる
・メーカー仕入れ物販でも大量仕入れする資金力がないと価格競争に負ける
・販売者自体が今も稼げているなら商材を売るメリットがない
正規商流からの仕入方法に重きを置いている印象で、販売に関するノウハウについては学べない可能性があります。
そのためか、実際に商材を購入した方のレビューや評価がネット上で見つからないのはもとより、販売サイトに掲載されている実践者の声についても、“メーカーとの仕入交渉がうまくいった”的な内容のものばかり。
差別化上流物販術の費用は?
商材の販売価格は、29,800円(税込み)です。
返金は、受け付けていません。
セールスページを見る限り、サポートにふれていないので無いのではないかと思われます。
差別化上流物販術のまとめ
高橋優太の「差別化上流物販術」は、『長く手堅い物販ビジネスを目指している方へ!』『これからの時代は「直仕入れ」がアツい!』とうたわれている情報商材ですが、
・仕入れの商材であり、販売ノウハウは学べない可能性がある
・製作者本人や実践者の実績が不明
・本商材は、物販・せどりの経験者向きと思われる
・物販・せどりは労働集約的なビジネスである
・仕入れ資金や保管場所が必要である
・商品の目利きが必要である
などで、なかなか手を出しにくい商材と言えるでしょう。
従って、これからせどりや転売など物品販売ビジネスを始めようとする初心者にとっては、一旦購入を踏みとどまった方が無難と言えるでしょう。
あなたはどう考えますか?
皆さまには最後までお読み下さいまして有難うございました。
管理人 斎藤