<トレード全書 検証>
管理人 斎藤です。
さて今回は、『トレード全書』という商材について取り上げたいと思います。
岡本輝之(Mt.more)氏の「トレード全書」は、
「敗者から勝者への転換点に必ず顕れること」
という言葉で始まる、情報商材ではあまり見られないタイプの売り込み文句のFXトレード商材ですが、色々な評価があります。
ここをご覧の皆さまには、どうか慎重にご判断下さいますよう願っております。
トレード全書とは
セールスページによれば、トレード全書は、1時間足を使い、ダウ理論をベースにしたトレンドフォロー型のデイトレードで、アラートインジケーターに沿って裁量トレードをするというものです。
コンテンツの内容は、次のとおりです。
「トレード全書:マニュアルPDF116ページ」
1.基礎編
2.実践編(メイン解説書)
3.資金管理編
4.利伸ばし編
5.メンタル編
「オリジナルEA(決済専用・自動トレール)」
6.手法リファレンス(excelファイル)
7.MAEX
8.HLEX
「オリジナルインジケーター」
9.ITU
10.自動高値安値
11.FXmt日本時間
「その他」
・補足動画他4点
「連携必須項目」
・Rの法則(公開済)
・動画解説(公開済)
セールスページを見る限り、メンタル面のお話が多いうえ、ロジックには触れられておらず、バックテスト実績もフォワードテスト実績も見当たりませんでした。
また、「手法は個人向けにカスタマイズ・微調整する事がとても重要で、むしろ必須と考えています。」とあり、初心者には取り組みにくいという印象を受けます。
特商法に基づく表記
次に、特定商取引法に基づく表記を確認しましょう。
商品販売元 | 株式会社Alat’z |
販売業者運営統括責任者 | 岡本 輝之 |
所在地 | 東京都港区南青山2丁目2番15号 ウィン青山1302 |
電話番号 | 050-5216-1356 |
メールアドレス | official@alatz.co.jp |
今回の特商法については、会社名、担当者、住所や連絡先の表記があり、問題はなさそうです。
岡本輝之(Mt.more)氏について
セールスページに、「FXmt Mt.more」とありますので検索したら、<FXmt
アラート・トレーダーのFXブログ>が見つかり、経歴が次のように記されていました。
X歴 2006年株取引を勉強、半年で損益-3000円程。 2007年FXに転向、リアル運用スタート後、3カ月連続30%以上ののリターンを得る(単利) 2007年7月、サブプライム問題、全て失う 同年8月、倍の資金を投入し、全て失う 同年同月、借金して投資し、全て失う 2008年、仕事に精を出す。 資金難と気力の低下から本業メインで生活、借金を返す事に集中する。 2011年、借金返済 2011~2012年、年間取引約±0pipsで終え、手法に手応えを感じ資金を投入。 2013年、アベノミクスで爆益潤うがその後すぐ、資金管理に失敗し全て失う。 同年、待てば勝てるというメンタル要素、その後資金を守るメンタル要素、結局メンタルで全て決まると悟る。 2014年、初月から勝ち始める。いくつかの教材を購入、手法でなくメンタルが勝ち要素との考えを裏付ける。ブログを始める。
出典元:Mt. more | FXmt
今までの経験から、FXトレードではメンタル面を強調しているとのことのようですが、最近はブログ更新もあまりなされていないようです。
ネタバレ・評価について
参考にできるコメントを何点か抜粋してみました。
この教材は裁量トレードを学ベル教材みたいなので、自動売買のツールではないのはいいと思います。ですが、内容が不明なのでなんとも言えないというの正直な感想です。
しかし、手っ取り早く稼ぎたいと思っている人には向かない教材です。裁量スキルは一朝一夕には身につかないものです。数ヶ月で稼げるようになると思わないほうがいいです。
販売ページの文章に中身がなく、今のままではいけないという話や、成功者はこうしているといった、自己啓発書のような文言が並んでおり、商材の内容という肝心な所には、ほとんど触れられていません。
トレード全書の費用は?
商材の販売価格は、42,984円(税込み)です。
返金は、受け付けていません。
無期限・無制限のメールサポートがあります。
トレード全書 まとめ
岡本輝之(Mt.more)氏の「トレード全書」は、情報商材ではあまり見られないタイプの売り込み文句で始まり、メンタル面の重要さを説いたFXトレード商材ですが、
・裁量型のトレードであり、Mt.moreと同じようにに稼げるとは限らない。
・カスタマイズ・微調整する事が重要とのことであり、初心者が簡単に取り組めるものではない。
・セールスページは、メンタル面以外については具体的にはあまり触れていない。
・バックテスト実績やフォワードテスト実績が掲載されていない。
などで、なかなか手を出しにくい商材と言えるでしょう。
従って、FX初心者にとっては、購入を踏みとどまった方が無難と言えるでしょう。
あなたはどう考えますか?
最後までご購読下さいまして有難うございました。
管理人 斎藤